PROFILE

『青春100キロ』について

青春ってのは、年齢とか性別とか職業じゃないんです。この映画に登場する人間は全員青春しています。

ださくても、恥ずかしくても、みっともなくても、悪口言われても、認められなくても、ダメダメでも、なんだっていいんです。

なんかしらないけど走りたいんですよ。

たぶん青春ってそういうものなんじゃないんでしょうか?

結果なんかどうでもいい…と言う気は、まるでないですけど、結果と言うのは希望につながるので、なおざりにしちゃダメですよね。でも、わからなくてもいいんです。

上原亜衣さんの表情と発言を見てほしいですよ。上原さんだけじゃなく、総監督のタイガー小堺さんも、プロデューサーの智子さんも、みんなよってたかって熱いです。もう笑われてもいい覚悟で必死なんです。醒めてる場合じゃないんですよ。

できあがって見てみたら、「なんだよ、これ青春映画じゃん」って思ったから、こういうタイトルになりました。

平野勝之